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書籍:されど罪人は竜と踊る (1) Dance with the Dragons【ライトノベル・浅井ラボ】 [書籍]

書籍:されど罪人は竜と踊る (1) Dance with the Dragons【ライトノベル・浅井ラボ】
されど罪人は竜と踊る (1)駿河屋のページへ


・小学館 ガガガ文庫
・著者 浅井ラボ

<勇者カカキキ的紹介>
コミックのナンバー1は曖昧な私だが、小説でならナンバー1はコレだと推薦したい作品。
ライトノベルの括りで本当にあっているのかッ!?
ライトの筈なのに全くライトじゃないストーリーが大好きだ。
魔法や魔術が否定された世界。
だが、魔法や魔術のそれ以上の超科学的な錬金術「咒式」を用い日々戦い抜く攻性咒式士達の物語だ。
ドラゴンやら古き巨人など、我々が普通に生きる世界の武器でどうにかなりそうにない超生物達との死闘を濃密なバトル描写が鮮烈的だった。※グロ注意。
私が数多の小説で腹が壊れるほど笑ったのは本作のみ。個性的過ぎて変態的なキャラクターが織り成す大爆笑のギャグセンスは必見だ。
バイオレンスにしてエロスティックな内容はR18でもおかしくないレベル。
「鋼の錬金術師」がダーク・ファンタジーなら、まさに「されど」はダーク・ノベライズといっても過言ではない。
強敵が出るたびに中のキャラクター達よりも、読者の方が絶望しちゃって読後感の後味の悪さが最高値。笑
読後は心に傷跡のような物が残るこの感じは本書独特だと思う。
絶対子供に読ませたくないライトノベルで恐らく3本の指に入る書籍だろう。
読むのであればある程度の覚悟はしておいて貰いたい。

元々は角川スニーカーで連載されていたんだけど、担当者だかが大問題を起こしたらしくて、作品が数年暗黒期に突入し、小学館ガガガ文庫にてつい最近復活したんだ。
もう、色んな意味でネタ満載の本書を是非手に取り嫌な気分と、超越者達のバトルを堪能し、不意に襲うギャグを堪能して頂ければなと思う。
ガユスとギギナ・・・主人公の二人で言えばギャグネタのポテンシャルはギギナが高いか。
ギギナの趣味嗜好、、絶対反則だろッ!?
漫画本も含めて、勇者カカキキが一番新刊が待ち遠しい作品である。
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